吉井菌学研究所ではキノコ菌糸体を継代培養しています。 寒天培地にて培養を行うのですが、わずかな温度設定や湿度設定が異なるとうまくいきません。 また、完全にクリーンルーム内でクリーン環境の中で培養しますが、これが通常の室内などで実験すると、あっという間にカビなどにやられてしまうのです。 ということは、通常のお部屋はそこそこ色々な菌やダニなどがいるということなのです。 繊細な菌糸体をより安全に培養していくために菌にとって最も居心地の良い環境を作っています。