βグルカンとビタミンD
吉井菌学研究所の製品はすべてJASマーク取得済み「有機玄米」を使用し、自社にて継代培養を行ったキノコの菌糸をその玄米に培養させています。
キノコの菌糸体が玄米に培養していくと、この写真のようになってきます。
左:培養前 右:培養後
キノコの菌糸が玄米に伸びている状態で、白くなっている部分がその状態です。
さらにわかりやす写真では、このようになります。
しっかりと菌糸をまとった玄米からは香ばしい甘い香りが漂っています。
このまま食べてもおいしいですが、ここから粉体や錠剤に加工し販売しています。
さて本題の免疫アップ。
弊社商品はすべての製品に玄米とキノコを使用しているため、βグルカンとビタミンDを豊富に含んでいます。
William B.Grant 他 nutrients、 2020.12(6)、1626の論文によると、
ビタミンD補給がインフルエンザとCOVID-19の感染と死亡のリスクを減らすことができる
と書かれています。仕組みとしてはウイルスの複製率を下げることのできる物質の誘導、炎症性サイトカイン(肺炎惹起物質)濃度を下げ、抗炎症性サイトカインの濃度を高めることが含まれています。
また、アンチエイジング医学会誌 2020 vol.16 No3 “満尾正著 ビタミンDとCOVID-19” によると、
ビタミンDはCaの吸収以外に、インフルエンザ等のウイルス感染症に有効であることが知られており、今回コロナウイルスに血中ビタミンD濃度が30ng/ml以上の方はほとんど感染せず、さらに重症化しない論文が発表されました。
ビタミンDは動物性では
- サケ、マグロ、サバなどの脂肪性の魚および魚類肝臓
- 牛のレバー、バター、チーズ、卵黄など、
植物性では
- きのこ類
から接種できます。
また、Commentary-1: β-glucans: wide-spectrum immune-balancing food-supplement-based enteric (β-WIFE) vaccine adjuvant approach to COVID-19. の論文でも、機能性多糖体成分であるβ–グルカンをベースとした感染予防戦略を提案する解説(Commentary)をまとめ国際論文として発表しました。β–グルカンの新たな作用として「訓練免疫」いう概念を提唱されていました。
https://www.phoenix.ac.jp/pctrl/wp-content/uploads/2021/04/bd3b0f987249f44637d738d0ddb0bd1f.pdf
吉井菌学研究所は50年前から、キノコと玄米の力に注目し、その成分を最大限に摂取できる方法を検討してきました。
ぜひお試しください。