吉井菌学研究所の歴史について
吉井菌学研究所について
吉井菌学研究所は先代である吉井常人が昭和43年に設立いたしました。
吉井常人はもともと農業高校の教師で、その頃から椎茸の研究をしていました。
そして、原木に種コマ(種菌)を打って椎茸を発生させる従来の方法ではなく、木を切った後に出るノコ屑などの特殊な培地に種菌を植えて椎茸を造る人口栽培(菌床栽培)に成功、日本だけでなく世界各国で技術指導を行い「シイタケ博士」と呼ばれていました。
現在、店頭で売られている多くのきのこ類はこの菌床栽培で作られたものです。
そしてさらに漢方で薬効が認められている霊芝、冬虫夏草などの菌糸体培養法も開発、 その有効成分を皆様にお届けしたいと商品開発を重ね「椎玄」(椎茸・霊芝)、「虫草源」(冬虫夏草・霊芝・椎茸)brなどの自然商品を開発、製造をしてきました。
椎茸、霊芝、冬虫夏草、そして玄米のもつ有効成分を余すところなく摂取することができるサプリメントを販売しています。
冬虫夏草について
冬虫夏草はチベットなどにヒマラヤの標高3000m〜5000mの高地だけに生息するコウモリ蛾の幼虫に寄生して発生するきのこで、 中国では古くから「滋養強壮、不老長寿のもと」と言われている物です。実は日本でも、ハチタケやセミタケ、カメムシタケなど、 昆虫の幼虫に寄生し、その幼虫を栄養にして発生するきのこはたくさんあって、それも冬虫夏草と呼ばれていますが、厳密には別物です。
私どもが自然食品として製造しているのは、チベットで採れたごく珍しい冬虫夏草から菌を取り出し、培養して抽出した菌糸体です。
菌食について
「菌食」とは普段聞き慣れない言葉だと思いますが、実は私たちの日常でも、広い意味では随分取り入れられていることなのです。
ヨーグルトやチーズは生きた”菌”を食べていますし、日本の味噌や醤油、ぬか漬け、納豆なども”菌”の力でできた食品です。
その中で、きのこの菌を利用して作った食品をきのこ菌糸体食品と言い、当研究所ではそれを短くして”菌食”と呼んでいます。
海外でも広がる菌食
先代が30数年前に技術指導をしたマルカム・クラークという米国青年(あの有名なクラーク博士の曾孫に当たる方)が起こした会社、ゴーメイマッシュルーム社(GMI社)
が同様の菌食を製造し、世界中で流通・販売、アメリカやヨーロッパでも広くご愛飲いただいています。
当研究所では昨年よりGMI社の菌食を逆輸入し、「椎玄」(粉末・タブレット)として販売しています。