菌学新聞5月号公開しました!

2022年5月になりました。ぽかぽかと陽気な日も増えてきましたが、そろそろ梅雨入りも間近となってきました!昔は鬱陶しい雨が苦手でしたが、歳を重ねるごとに雨の美しさに心を打たれるようになってきました。雨を示す言葉も美しいものが多く、五月雨(さみだれ)、翠雨(すいう)、紅雨(こうう)や時雨(しぐれ)など、言葉を聞くだけで情景が脳裏に浮かびます。ところで、このようなジメジメと湿度の高い季節になってくると、菌の培養にとってはとてもリスクの高くなる季節となってきます。菌は適度な湿度と乾燥、そして寒いぐらいの気温を好むのです。培養室はすでにクーラーでキンキンに冷やし、安心して菌に育ってもらえる環境づくりに毎年励んでいます。昨年は空調も新調したため、とても完璧な環境です。これからの季節、湿度と温度管理にはとてもナーバスになってきますが、菌がすくすくと育つ姿を確認すると、とても安心できます(^^♪