吉井菌学研究所の最高峰の商品虫草原の歴史(^^)/
吉井菌学研究所の商品のほとんどに使用している「冬虫夏草」の歴史について、今回は載せてまいります!
吉井菌学研究所のスタートは1966年創業です。その後1972年に人工椎茸榾木の開発に成功。そこから発声法や液体の抽出法を開発しました。
当時からキノコに魅せられ、とうとう行き着いたのが冬虫夏草。
豊後高田市の吉井常人の自宅でも一般的に冬虫夏草と呼ばれている「セミタケ」や「サナギタケ」が時々生えていたことから、そこに興味を持ちました。
↓実物はかなりグロテスクなので、絵のセミタケ。
しかし冬虫夏草といえば「コウモリ蛾にキノコ菌が寄生し発生する コルディセプスシネンシス」。
どうしても手に入れたかったものの、当時から日本では手に入れることができませんでした。
そこで、行くしかない!ということでネパールへ採取に行き、そこから研究が始まったのが事の起こりでした。
最初にネパールに行ったのが1984年5月のことでした。カトマンズに出向き、その後ヘリコプターをチャーターしヒマラヤ山脈へ。
今でも連絡と取ることがある、シェルパーさんがいますが、その方の案内でした。
↓ 実はこの写真、実際の写真です。
そしてようやく採取した冬虫夏草(コルディセプスシネンシス)。
しかし持ち帰ってみるとびっくり。すでに痛み使えないものなっていました。
↓ コルディセプスシネンシス(コウモリ蛾の幼虫にシネンシスが寄生し子実体となった状態)
こちらは、2001年5月17日に採取したものです。
↓こちらは、乾燥させたもの。
その後何度も足を運び、状態の良いものを持ち帰ることができたのです。
それから研究に研究を重ね、ようやく世の中に販売できるようになったのです。
そもそもどうやって販売できるようになったのか・・というと、その子実体から菌糸を取り出すことに成功し(特許取得)、それを有機玄米に培養することで、それを粉末化し今の形になりました。
この有機玄米に~というくだりも実は重要なポイントなのです。
なぜか農薬を使用したふつうに販売されている玄米ですと、カビやダニが発生したり、培養中に腐食したり。。。ここ最近では有機玄米の中でもJASマーク取得済みの玄米のみ使用しています。
文章にするとあっという間ですね。
ここまでに要した時間は約10年。長い道のりでした。
また歴史を載せますね!!